最寄り駅の前に1本だけある寒桜が今年も麗麗と咲きはじめました。嬉しかった。いま抱えている憂いを一瞬でも洗い流してくれたかのようで。撮りながら、ふと、久しぶりに再会した恋人を、何度も何度も抱きしめるような境地でした。 来週の火曜日に父が再び転院することになりました。どうやらここで放射線治療は一旦お休みとなり、骨折した脊髄のリハビリに入るようなのです。それにしても入院してから3週間の間に2度も転院することになろうとは・・・。コロナ病床の安定的な確保のためには仕方がないこととは言え、病人への負担を考えるとどうにもやりきれない思いです。 父のガンについて、母、わたし、妹、それぞれが現実を受けとめ、冷静…