『母を捨てるということ』 これがこの本のタイトルです。 書いたのは、テレビでコメンテーターなどでも活躍する、 医師でもある、おおたわ史絵さんです。 彼女がこんな環境で育ってきたなんて。 とりわけ、お母さんとの関係がひどい。 お母さんはオピオイドという薬物の依存症だったようです。 そのおかげで、おおたわさんは子どもの頃から自傷行為に及んでいた。 もうすでに、ご両親は他界しているのだそうです。 自分自身や親のことを本に書くなんて、乗り気はしないでしょう。 でも、書いてくれたおかげでワタシもいろいろ知ることができました。 依存症になったり、依存症の家族をもったらどんなに辛いか、 その一端を知ることが…