国道6号線の別名。
墨田区向島(言問橋東詰)から水戸市を結ぶ道として設置。日本橋〜言問橋西詰間は「江戸通り」であり、「国道6号線」ではあるが厳密には水戸街道ではない。
実際には「日光街道の付属街道」的な位置付けであるが、江戸時代に水戸徳川家が江戸に登城するために整備されたといわれ、五街道に次ぐ重要な街道と考えられていた。明治年間に「陸前浜街道*1」という名も付けられた。
*1:千住駅より常陸国水戸を経て陸前国岩沼に至る道筋の意。それ以前の水戸以北は「岩城相馬街道」と呼ばれていた。
水戸街道 3 柏駅〜取手駅 歩いた日 令和6年6月6日(木) 天候 曇り時々晴れ 奇しくも「666」の日になりました。(元号なので関係ないですが) 新約聖書「ヨハネの黙示録」で「人間の数字」もしくは「獣の数字」とされている数字です。 (話題がそれますが、「炎のランナー」の作曲者・バンゲリスがかつて在籍していたロックバンド「アフロディテスチャイルド」のアルバム「666」は結構面白い。) せっかくの旅行、できるだけ天候の良い日に歩きたいものです。梅雨入りする前に取手まで行っておきたいと思って、歩きに出ることにしました。天気予報では、晴れるはずだったのですが、どうも雲が多いらしいです。ちょっと残念で…
歩いた日 令和6年4月29日(月) 大型連休。天気も良く、本日は亀有駅から柏市まで歩きました。 このところ夕方ランニングをしているためか、左脚がひきつっているので、無理をせず、松戸から馬橋までは電車を利用し、休憩がてら距離を稼ぎぐことにしました。 早朝に家を出て、常磐線で亀有駅へ。左脚の動きがギグシャクしています。天気は良いが、晴れない気分で両さんフィギュア前をスタートします。 中川橋 休日の朝、午前8時亀有駅の南口を出て、「ゆうろーど」という狭い商店街の道を南下し、都道467号に出ます。ここを西に進むのが水戸街道です。「アリオ亀有」の脇を抜けて進み、中川にかかる中川橋を渡ります。かつては「新…
旧街道を歩いている人も少なくないと思います。私もその一人です。 東海道、中山道、日光街道の情報は、本が出ていたり、HPができていたりで数多く目にすることができますが、五街道でも奥州街道の白河以北や甲州街道となると情報が少なくなります。また、五街道以外では、情報がグッと少なくなります。 そこで、あまり情報がない街道について調べ、情報を提供していきたいと思います。 はじめに水戸街道から紹介します。順次、別の街道も紹介していきたいと思います。 第1回は、日本橋から常磐線亀有駅までです。 歩いた日は令和6年4月2日(火) 水戸街道は、日光(奥州)街道・千住宿から東へ分かれます。日本橋から千住までは、以…
ゴールの水戸城大手門 CP18:かど屋を過ぎると残りは20㎞ちょっと。残り時間も6時間あるので気持ちが楽になったというか、安心して走る気がほとんどなくなってしまいました。ここから先は歩いても完走ってことでひたすら歩いて、気が向いたら下り坂だけ走る感じ。CP20:長岡宿を過ぎるとコースもだんだん旧街道の雰囲気から都市近郊の幹線道路に変わってきました。歩いていたので誰を抜くこともなく、また抜かれなかったのは同じような時間帯のランナーたちはやはり歩いていたんでしょうね。
CP18のかど屋。コース沿いの街道筋らしい建物はほとんどが夜でよく見えなかったのが残念 牛久宿を過ぎたコンビニのイートインで休むこと約20分。この間に気力と体力回復のため暖かいコーヒーを飲んで風邪薬を服用。なんだか走れそうな気がしてきたので再出発です。私はいつも夜中のコーヒーが起爆剤になって復活するんです。先に行ってもらったラン仲間の女性に一人走をさせるのは申し訳ないので、できるだけ追いつけるように頑張って走りました。後でラップを確認したらやはりこの辺りが一番速かったようです(といってもキロ8分足らずですが^^;)。頑張って走っているとCP13:土浦宿あたりで後ろから追いかけていたはずのラン仲…
私設エイドをしてくれたラン仲間と同行の”美女”ランナー2人 水戸街道ジャーニーランから中2日、今日は超ゆっくりの6㎞ジョグ。まだ足のバネは全くありませんが痛いところもなくレースのダメージはほとんどなさそう。まあ、ダメージを負うほど頑張ってないけど。
これは、私の日本の歴史の勉強のための覚書です。調べたこと、考えたことを書きとめてます。 令制国というものに興味があって、気が向けば調べたりしています。 「元水戸街道」を歩く機会があった。 「元水戸街道」というのがあるのは、今年になって初めて知った。 水戸街道といえば、現在は、国道6号線が「新水戸街道」であり、その旧道が「旧水戸街道」である。 国道6号は、直線的に水戸まで続き、旧道はそれにまとわりつくように、つかず離れずで続いていて、ときには重なっている。 水戸街道は、江戸幕府が水戸徳川家との連絡用に整備した街道である。 その水戸街道の経路を整備する前に使われていたのが、「元水戸街道」であるとい…
菅江真澄の旅日記を、電子テキストに入力している。 全集第一巻の最終の日記となる「外が浜つたい」を入力していた。 天明8年(1788年)、真澄は南部領から津軽領三厩を目指して歩いていた。 蝦夷地への渡航のためである。 すでに、天明5年に秋田から津軽に入り、蝦夷地に渡ろうとしていた。 しかし、当時津軽は大飢饉のあとで、その被害の跡が至るところにあった。 蝦夷地からも引きあげてくる者が多く、渡航するどころではなく、あきらめて南部に向かったのだった。 三厩は、津軽半島の先端にあり、今はその辺りを「津軽海峡線」が通っている。 真澄は、どんなところを歩いていたのだろうと、地図帳を引っ張り出した。 昭文社の…
旧水戸街道は、萬満寺の山門の前で、道が大きく曲がっていた。 馬橋宿は、萬満寺の門前町だったらしいので、松戸宿と小金宿の間にある休憩のための「間の宿」としては、ちょうどよかったのだろう。 国道6号線と合流した街道は、JRの線路と五、六十メートくらいに近づいて並行して続いている。 「東京から20km」の看板があった。 国道6号線の起点は、日本橋らしいからそこから20kmということかな。 しばらく歩くと、JR北松戸駅の入り口である。 また歩き始めると、国道から旧街道が分岐する表示板が遠くに見える。 国道がやや斜め左に、旧街道はやや斜め右に分かれる。 国道は、ここから松戸市街から離れていく。 国道は斜…
何ヶ月か前に、「図書館ウォーキング」というのを思いついた。 図書館に行くのに、車で行かずに、歩いて行くのだ。 読書と運動の両方ができて、こんなに都合のいいことはない。 その時に、近隣の図書館までの距離を調べてみた。 こんな感じだった。 千葉県立西部図書館 5.00km 流山市立木の図書館 2.63km 流山市立中央図書館 7.63km 柏市立図書館本館 5.05km 我孫子市立図書館本館 8.05km 鎌ヶ谷市立図書館本館 8.31km 松戸市立図書館本館 8.87km だいたいが、1時間から2時間で行ける行程である。 最後の松戸市立図書館本館を除いては、すべて制覇した。 そこで、今回は松戸市…