手塚治虫の漫画「ブラック・ジャック」のことは知っていたが読んだことはなく、派生したアニメやドラマにも無縁だったのだが、今回高橋一生が演じるということで録画していた。 高橋一生のブラック・ジャックは、想像通りクールで熱くてぴったりだったのだが、それと同じくらい、相棒ピノコを演じた永尾柚乃がとても良かった。見た目は7歳だが中身は18歳。人の心の機微を理解する18歳のしっかり者を、7歳の彼女が不安げなく演じていることに驚いた。永尾柚乃のことを、おかっぱ頭で昭和の子ども役専門かと思っていたが、本作ではあの風貌に付けまつげに化粧、相反して独特な幼児言葉という不思議さ。舞台は現代なのにレトロな家屋、衣装、…