永瀬拓矢

既報の通り、藤井聡太王座が永瀬拓矢九段に156手で勝利し、シリーズ戦績を3勝0敗として、王座初防衛に成功した。 news.yahoo.co.jp 記事にもあるように、恐らく中継を見ていたすべての人が「うぉー」と、どよめいたことだろう。 最後の最後であんな「落とし穴」が待ち受けていたとは・・・。 永瀬九段の勝ちがほぼ確定していただけに、永瀬九段にとっては、何とも悔やみきれない幕切れとなってしまった。 一方、藤井王座にとっては、王座防衛を決めたことで、10/5から開幕する竜王戦に心置きなく集中できることだろう。 ただ単純に勝つのではなく、人々を驚嘆させて勝利する。 それこそが藤井将棋の神髄なんだろ…

number.bunshun.jp その漆黒の世界というのは、言葉を捨てるイメージなんです。私はこれまで言葉を獲得することに自分の資源を使ってきました。 文春「将棋PRESS」の大川慎太郎さんの永瀬拓矢九段の記事を見て、ちょっと思い出したのが、あなたの中に眠る天才脳 - フロンティア - NHK という番組。リンクした番組の紹介ページから必要部分を引用すると 天才的能力封印の理由は「言語」 絵を描く時、脳は「見た物をまず記憶してからそれを描く」という作業を行う。つまり「視覚的な記憶力」が必要だ。幼少期のナディアは高い「視覚的な記憶力」を持ち、それが絵の才能を生み出していた。しかし言語を習得した…

既報のとおり、藤井聡太王座が永瀬拓矢九段を123手で下して、シリーズ戦績を2勝0敗とし、王座初防衛に王手をかけた。 news.yahoo.co.jp 藤井王座が強いのはもちろんなんだけれど、第1局に続き、心なしか永瀬九段の指し手が淡白と言うか、覇気がないのが気になった。 このまま行くと、永瀬九段のストレート負けもありうる。 いずれにしろ、カド番に立たされた永瀬九段は次局が正念場。 先手番の利を生かして、前王座の意地を見せてほしい。

既報の通り、藤井聡太王座が永瀬拓矢九段に124手で勝利し、防衛に向けて、幸先のよいスタートを切った。 news.yahoo.co.jp 後手の永瀬九段が＜馬＞を作ったあたりは、素人目には指しやすくなったように見え、永瀬九段に分があると思っていたんだけれど、結局、最後まで＜馬＞の利を生かしきれず、負けてしまった感じだ。 通常ならば、＜馬＞を作られた時点で、何となく劣勢を感じてしまいがちだけれど、藤井王座はそれに臆することもなく、冷静に局面を動かして、勝ち切った印象だ。 さて、王座戦は始まったばかりとは言え、五番勝負の短期決戦だから、この1敗は永瀬九段にとっては結構痛いかも。 とにかく、永瀬九段に…

難解な将棋を制して、伊藤匠七段が藤井聡太叡王への挑戦権を獲得。 永瀬拓矢九段も王座戦のリベンジといきたかったけれど、一歩届かず。 伊藤匠七段は今日の勝利で今期、50勝目。 勝ち星の数を見ただけで、他の棋士を圧倒しているのがよくわかる。 にもかかわらず、藤井聡太というラスボスが行く手を阻んでくるんだよなあ。 叡王戦の第1局は4月7日からだけど、竜王戦、棋王戦の敗戦を踏まえて、この2週間余りで、立て直すことはできるのか。 タイトル奪取うんぬんより、まずは、藤井聡太叡王から初白星があげられるかが注目だな。 1勝すれば、世界はガラリと変わるはず。

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こんにちは！あたうる興業の「あたろう」です。将棋第73回NHK杯、羽生善治九段対永瀬拓矢九段の対局の棋譜と、あたろうの感想を記事にしたいと思います。 2024/1/14 第73回NHK杯テレビ将棋トーナメント3回戦第6局 ▲先手 羽生善治(はぶ よしはる)九段 53歳 竜王戦1組(1組以上:35期) 順位戦B級1組(A級以上:29期) △後手 永瀬拓矢(ながせ たくや)九段 31歳 竜王戦1組(1組:7期) 順位戦A級(A級:3期) 解説は増田康宏七段です。本対局の見どころは、序盤からお互い研究が深いので、指し手がすぐ進むのではないかなと思います。終盤は、両者とても粘り強いので、熱戦が期待され…

昨日から指宿で行われていた将棋の37第期竜王戦7番勝負第6局は、藤井竜王（22）が佐々木勇気八段（30）を下し、シリーズの対戦成績を4勝2敗とし竜王4連覇を達成し七冠を堅持しました。 第6局は、先手番の佐々木優勢のペースで進められ、藤井が1日目の午後にはかなり苦しい場面（勝率評価値佐々木65％vs藤井35％）にまで追い込まれた形となり、これは3勝3敗のフルセットになるかもと思っていましたが、1日目の終了直前に佐々木の疑問手が出て形勢はわずかに藤井優勢（勝率55％）で1日目を終えました。 藤井のわずかなリードとはいえ、疑問手1手で形勢が一気に逆転したダメージは、佐々木に大きくのしかかった形で、対…

第83期A級順位戦6回戦 中村太地八段vs永瀬拓矢九段 序盤 中盤 終盤 全体を通して 第83期A級順位戦6回戦 中村太地八段vs永瀬拓矢九段 先日、A級順位戦の第6回戦が行われた。その中村太-永瀬戦に関する感想を書きたいと思う。 序盤 序盤は角換わりの出だしから、中村八段が近年珍しい棒銀を選んだ。角換わりには相性関係があり、「（１）棒銀には早繰り銀、（２）早繰り銀には腰掛け銀、（３）腰掛け銀には棒銀」という三竦さんすくみの関係だ。永瀬九段は18手目に△4五角という珍しい角を放ち、力戦系に引きずり込んだ。自分もこの筋違い角は見たことがない手筋で、完全に未知の将棋になった。7八金、7四歩の交換を…

本日の将棋棋戦 竜王戦第6局1日目，相掛かりの将棋。 74手目を佐々木勇気八段が封じました。 ABEMA AIの評価値は以下の通り。 ７四馬 55% ６八玉 -2% ８六角 -7% ６六香 -9% ６六歩 -9% 少し前までは勇気八段が良かったはずですが，「９五角」から 評価値が反転しましたね。 白玲戦女流順位戦D級3回戦，松下舞琳女流初段(8)が榊菜吟女流2級(19)に勝利して， 全勝を守り，3勝0敗としました。負けた榊女流2級は初日出ず，0勝3敗。 同じく女流順位戦D級3回戦，磯谷祐維女流初段(7)vs森本理子女流2級(20)戦は， 全勝対決，磯谷女流初段が勝利して，3勝0敗としました。 …

本日の将棋棋戦 王位戦予選準決勝，広瀬章人九段が長谷部浩平五段に勝ち， 永瀬拓矢九段の待つ決勝へ。 同じく王位戦予選準決勝，稲葉陽八段が西田拓也五段に勝利して， もう一つの準決勝，久保利明九段vs大橋貴洸七段戦の勝者と 決勝で相まみえることになります。 順位戦A級，永瀬拓矢九段(2)vs中村太地八段(8)戦は先手番中村八段の 角換わりの将棋。まだまだ互角で，日付を大きく跨ぎそうです。 順位戦B級2組，丸山忠久九段(18)vs戸辺誠七段(15)戦は後手番戸辺七段が ゴキゲン中飛車の対抗形。途中，戸辺七段に形勢が傾いていたのですが， 丸山九段が再逆転して，勝利しました。勝った丸山九段は5勝2敗， …

本日の将棋棋戦 竜王戦第5局，佐々木勇気八段の封じ手は「３八歩打」でした。 藤井聡太竜王名人が91手で勝利して，3勝2敗として， 竜王防衛に王手をかけました。次局は勇気八段が大好きな 指宿の山水館での対局となります。 朝日杯二次予選決勝，服部慎一郎六段と阿久津主税八段が勝ち， 本戦進出を決めました。おめでとうございます。 阿久津八段は午前中の対局，佐々木大地七段の切れ負けだったようです。 王位戦予選決勝，阿部健治郎七段vs丸山忠久九段戦は， 後手番丸山九段の一手損角換わりの将棋，丸山九段が勝利して， 王位戦リーグ入りを決めました。 同じく王位戦予選準決勝，佐藤天彦九段vs永瀬拓矢九段戦， 本日…

本日の将棋棋戦 王将戦リーグ最終日，すでにリーグ陥落が決まっている二人の 羽生善治九段(2)vs佐々木勇気八段(5)戦は後手番羽生九段が四間飛車， 勇気八段が勝利して，全敗を免れました。両者とも1勝5敗となりました。 永瀬拓矢九段(3)vs近藤誠也七段(4)戦は永瀬九段の勝利，これの結果により， 菅井竜也八段(1)のリーグ残留が決まりました。 千日手指し直し局となった広瀬章人九段(5)vs西田拓也五段(5)戦は 西田五段が勝利して，6勝1敗として，永瀬九段とのプレーオフを戦います。 広瀬九段はリーグ陥落となりました。合わせて，近藤七段のリーグ残留が 決まりました。 朝日杯二次予選決勝，佐藤天彦…

大阪・茨木市で行われた一戦、佐々木八段が新手で藤井竜王を圧倒 第37期竜王戦7番勝負第4局が、2024年11月16日、大阪府茨木市の複合文化施設「おにクル」にて開催されました。本局では、史上最年少で八冠を達成した藤井聡太竜王（22歳・竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖）が、挑戦者の佐々木勇気八段（30歳）を相手に防衛戦に臨みました。 先手番を活かした積極策で完勝、両者2勝2敗の五分に 15日午前9時から始まった2日制の対局で、先手の佐々木八段は、その名前の如く角換わりで勇気ある積極的な指し回しを展開。慎重に攻め筋を選択しながらも、要所では大胆な手を繰り出し、堂々たる将棋で藤井竜王を圧倒し…

こんにちは！ 今日は、今年の10月にできて将棋好きの間で話題になっていた、棋の音（KINONE・きのね）さんのご紹介です(^^) 将棋会館に併設されたカフェ&ショップになります。 中は、それ以外にも対局室を模した畳の間があったり、カフェの奥には将棋道場があり、朝から並んでいた子ども達が対局していました。 残念ながら私は全く将棋はわからないのですが、大好きなヒグチユウコさんと藤井聡太さんが考案？したパイナップル星人とのコラボグッズ目当てで訪問。 本当は、扇子袋が欲しかったけど人気で完売（Tシャツやサコッシュも完売）していたので、悔しいから靴下だけ買ってきました、、、悲 でもまぁ、せっかく来たので…

プロテニスツアー ATP Finals, アルカラス選手がルブレフ選手相手にストレート勝ち， ズベレフ選手がルード選手にストレート勝ちで，こちらのグループも 第3戦前にはベスト4進出者は決まらず。ルード選手がズベレフ選手に勝てば， ベスト4進出の可能性があったのですが，そのチャンスを活かせず。 本日の将棋棋戦 棋王戦挑戦者決定トーナメント準決勝，増田康宏八段が 澤田真吾七段に勝利して，決勝進出を決めました。 負けた澤田七段は敗者復活戦へ。 増田八段はもう一つの準決勝，近藤誠也七段vs斎藤明日斗五段戦の勝者と 対局することになります。 王将戦リーグ，永瀬拓矢九段(3)が羽生善治九段(2)に勝利し…

お題「後期高齢者の楽しみ」 お題「味のある手筋」 お題「村治佳織」 ようこそ！ お越しくださいました。 . 今回はＡ級順位戦から５回戦佐々木勇気八段と渡辺明九段の対局をご案内します。 Ａ級順位戦は佐藤天彦九段が４連勝中でトップを維持しています。 次いで、今回ご案内の両棋士と永瀬拓矢九段が１敗で続いています。 . 対局日時：２０２４年１１月８日１時0０分 先 手：郷田真隆九段 後 手：佐々木勇気NHK杯 手合い：平手 場 所：東京・将棋会館 持ち時間：６時間 戦 型：角換わり 【略歴】 （敬称 略） 名 前 渡辺 明（わたなべ あきら）生年月日 1984年4月23日（40歳）プロ入り年月日 20…

アメリカ大統領選挙2024 カマラ・ハリス副大統領が大統領選の敗北宣言演説をしました。 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。 UEFA Champions League 相変わらず，ハイライトをチェックしているだけですが， 残念ながら，アーセナルはインテル相手にアウェイゲームで 1-0で敗戦となりました。 プロテニスツアー WTA Finals, 昨夜の試合，リバキナ選手が意地を見せて，フルセットの末に， サバレンカ選手に勝利して，一矢を報いる形で，大会を去りました。 本日のペグラ選手が棄権して，カサキナ選手がシフィオンテク選手と対戦。 カサキナ選手，全く相手にならず，シフィオ…