永遠と一日という言葉を聞いて普通イメージするのは、瞬間の連続が一日も作るし、永遠も作る。つまり同じもので出来ている、というイメージではないだろうか。この映画は直接にはこの主題を表現していない。 映画を観る必要を感じさせないほどの詳しいあらすじ https://zilge.blogspot.com/2008/11/blog-post_02.html?m=1 詩人として功成り名を遂げた老人と、アルバニアからの密入国の少年の交流の話である。 老人は自分なりに言葉の問題に向き合ってきたが、今となってはどれも未完に終わったと思っている。言葉を探したが得られなかった。強い喪失感、人生の空虚感がある。 少年…