はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と六十六 「ヨカレト オモッテ」 「善人、な、だけなのかもな」 ん? 「無理やり、強引に、『悪人ではない』前提で考えれば考えるほど、単なる、賢者ではない善人、アホ善人なだけという気がしてきた」 賢者ではない、アホ善人? 先ほども話題に上がっていた「善人は賢者たれ」理論の、第2ラウンドか。 「トンでもなくピントもナニもカもが外れた言動の全てが、いわゆる『良かれと思って』だったとしたら、ソレはソレでソレなりに、かなり厄介なわけだ」 良かれと思って、か~。 ココは、思い切って、私、 「普通なら、相手を思う優しさの塊(カタマリ)の代表選手のような『良かれと思って』…