心理学の用語。 1975年、アメリカの社会心理学者フェスティンガーが提唱。 人は何らかの物事に遭遇した場合(認知)、それが自分が持っている「認知」と相容れない場合(不協和)、 その「不協和」を解消しようとすること。(不協和の逓減)
不協和の逓減《ていげん=しだいにへらすこと》には以下の3つがある。
1や2のように、「変化」をさせたり「否定」をすることはコストが高いため、 実際には、3が選択されることが多い。
恋愛と日常で使える認知的不協和のテクニックまとめ 「どうしてあの人はあんなにモテるんだろう?」 そんな疑問を抱いたことはありませんか? 実は、モテるためには外見や会話術だけでなく、心理学をうまく活用することが大切です。 この記事では、恋愛において強力な武器となる「認知的不協和」という心理現象を紹介します。 これは、自分の考えや行動が一致しないときに感じる不快感を指し、その不快感を解消するために、人は無意識に行動や認知を変えるというものです。 このテクニックを恋愛に取り入れることで、相手の心を巧みに揺さぶり、自然と好意を引き出すことができるかもしれません。 この強力な心理テクニックを使いこなし、…
エビデンスを嫌う人たち 科学否定論者は何を考え、どう説得できるのか?リー・マッキンタイア 著西尾義人 訳国書刊行会2024年5月25日 初版 第1刷発行HOW TO TALK TO A SCIENCE DENIER:Conversation with Flat Earthers, Climate Deniers, and Other Who Defy Reason(2021) 2024年7月13日の日経新聞 書評 で紹介されていた本。図書館で借りて読んでみた。 記事は、大阪大学名誉教授・仲野徹さんからの著書紹介だったのだが、なんとも関西弁まじりで、おもしろおかしく書かれていた。 ”トンデモ説に…
『依存の悪循環(負のスパイラル)』ーー「過去に目をつむる者は、現在にも盲目であり、未来も同じ過ちを犯すだろう」 過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。 「荒れ野の40年」ヴァイツゼッカー連邦大統領演(1985年5月8日) 偽りを述べる者が愛国者とたたえられ、真実を語る者が売国奴と罵られた世の中を、私は経験してきた。それは過去のことだと安心してはおれない。つまり、そのような先例は、将来も同様な事象が起こり得るということを示唆しているとも受けとれるからである。(中略)そして、こんな動きは、また戦争につなが…
「保守派」と「リベラル派」の違いはどこから生まれてくるのか? 【認知的不協和】『ピラミッド思考』と『フラット思考』 人は生まれたときから、“ピラミッド支配構造”の管理競争社会の抑圧(ストレス)の中で生きていかなければならない。その中で様々な【認知的不協和(矛盾)】が生じてくる。 《古い認知(ピラミッド思考)》管理・競争・支配・服従「競争に勝たなければならない」「強くなければならない」「負けたら生きる価値がない」「失敗は許されない」「レールを外れたり、逃げたら負け」「規則ルールを守らなければならない」「親(先生・上司)の言うことは絶対。反抗してはならない」「皆と同じでなければならない」「国家・組…
【認知的不協和理論】とは? 【認知的不協和理論】とは? 【認知的不協和】とは、人が自身の認知(理解・知識・信念・価値観・行動など)とは別の矛盾する認知を抱えた状態、またそのときに覚える不快感やストレスを表す“社会心理学用語”。 アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。 それによると、人はその不快感やストレスが高まると、それを解消しようとする心理的圧力がかかり、矛盾する認知の定義を変更したり、過小評価したり、自身の考えや態度や行動を変更しようとする。 その考え方を【認知的不協和理論】という。 フェスティンガーによる認知的不協和の仮説(命題) ①不協和の存在は、その不協和を低…
「失敗の科学(マシュー・サイド著)」を読んでいる。実に人間の本質を突く鋭い指摘がたくさん登場する。少し紹介しよう。 「多くの場合、人は自分の信念と相反する事実を突きつけられると、自分の過ちを認めるよりも、事実の解釈を変えてしまう。次から次へと都合のいい言い訳をして、自分を正当化してしまうのだ。ときには事実を完全に無視してしまうことすらある」 これは気付きにくいことかもしれない。でも、実は日常的に誰しも行っている思い込みとも言える。本能が自分を守ろうとしているのかもしれない。自分に都合の良いストーリーをあたかも真実のように作り上げてしまう感覚に近いのだろう。 人はなぜそんなことをしてしまうのだろ…
「起業塾や起業コンサルタントの無料セミナーに参加して正規料金を聞くと、50万円や100万円と説明されます。高すぎる料金の理由がよくわかりません。」と、女性のお客様から相談されました。 「料金が高すぎる!」とビックリして、起業塾や起業コンサルタントへの申し込みを断念する人はかなり多いです。断って正解です。高いお金を払っても、元が取れることはほぼありません。入ったことを後悔している人も唸るほどいます。 関連記事→ 高額起業塾に入って後悔してる人はあなたが思っている以上に多い 高すぎる理由は「料金が高い商品があるほど、他の商品を買う人が増えるから」です。そのため、高い商品・中ぐらいの商品・安い商品の…
行動原理を知れば面白い程FXで稼げる様になる! どうもこんにちは、証券会社出身トレーダーの塾長かずきです。 今回は、「FXと心理学の関係」について解説していきたいと思います。 FXと心理学と聞くと一見なんの関係もないと思われがちですが、この二つは非常に関係が深く、切っても切り離せません。 皆さんの中には、なかなか損切ができずポジションを持ち続けてしまったり、負けを取り返そうといつもより大きなポジションをとってしまったりしている人はいませんか。 僕も初心者の頃は、同じようなことをやってしまい、何度も大きな損をしてしまいました。 これらの行動は、人間の心理からきているもので、今回のテーマでもあるF…
購入後の合理化(Post-Purchase Rationalization)とは、購入した商品やサービスに対して、自身の選択を正当化し合理化する心理的なプロセスを指します。この現象は、人々が自分の意思決定や行動に一貫性を持たせるために起こります。 購入後の合理化は、以下のような要素に関連しています: 1. 認知的不協和(Cognitive Dissonance):購入後の合理化は、認知的不協和と関連しています。認知的不協和は、矛盾する情報や信念が存在する状況で生じる不快感のことを指します。購入後の合理化は、自身の選択に対する不協和を解消するために、商品やサービスの利点や良い面に焦点を当て、否定…
自己正当化(Self-justification)は、心理学の用語であり、人が自分自身や自分の行動・信念を正当化しようとする心理的なプロセスを指します。自己正当化は、自己の行動や意見についての説明や合理化を行うことで、自己のアイデンティティや自尊心を保護しようとする傾向があります。 自己正当化は、以下のような状況でよく見られます: 1. 認知的不協和の解消: 自己正当化は、自分の行動や信念と現実の状況との間に不一致や矛盾が生じた場合に起こります。この状況では、人々は認知的な不協和(心理的な不快感)を感じます。自己正当化は、この不協和を解消するために、自分の行動や信念を合理化する試みとして現れま…
皆さん、こんにちは。本ブログは行動経済学を実際のビジネスに適用していくことを主目的としています。 行動経済学の理論を中心に、行動心理学や認知心理学などの要素も交え、ビジネスの様々なシーンやプロセス、フレームワークに適用し、実際のビジネスでどのように活用できるかを考察していきます。 今回は、ナレッジマネジメントを実行する企業における知識創造のプロセスであるSECIモデルの促進要因と阻害要因について、行動経済学的な視点から探求していきたいと思います。 はじめに 個人の力には限界があります。一人ひとりの知識やスキルだけでは、組織全体の成長やイノベーションには不十分です。そのため、組織内での知識やノウ…
美容師に「可愛い」と思われるお客様とは、どのような人なのでしょうか?多くの方がサロンでの印象を良くしたいと思いながらも、具体的なポイントがわからず悩んでいるかもしれません。 本記事では、そんな疑問にお答えします。「美容師が可愛いと思う客の特徴」や「親しくなる方法」を中心に、好印象を与えるための具体的なアプローチを紹介します。 この記事を読むことで、美容師に好かれるためのポイントや、恋愛に発展する可能性を高めるテクニックがわかります。 1. 美容師が可愛いと思う客の特徴 1.1 髪型や身だしなみが整っている 1.2 自然な笑顔と人当たりの良さ 1.3 良い香りや清潔感 2. 美容師に好かれるため…
はじめに 騎士道小説に心を奪われ、現実と空想の境界線を失った中年男性の珍道中。一見すると滑稽な物語に見えるかもしれません。しかし、ミゲル・デ・セルバンテスの不朽の名作『ドン・キホーテ』は、単なる道化噺ではありません。この作品は、人間の理想と現実、夢と現実の狭間で揺れ動く心の機微を鮮やかに描き出し、400年以上の時を超えて私たちに深い洞察を与え続けています。 『ドン・キホーテ』は、1605年に前編が、1615年に後編が出版された長編小説です。スペイン黄金世紀を代表するこの作品は、近代小説の先駆けとされ、世界文学に多大な影響を与えました。物語は、騎士道小説を読みすぎて現実と虚構の区別がつかなくなっ…
この夏はとにかく株価が不安定で、8月上旬には、米国の景気先行き不安などもあり、わが国をはじめ世界的に株価が暴落しました。その後、株価は回復しつつあるものの、足元で再び大幅安となる展開になっています。 米国の国債の流通利回りは低下し、外為市場でドル安・円高が進んみました。 そうした株価の動向に、動揺する個人投資家も多いでしょう。1月から新NISA(少額投資非課税制度)が始まり、内外の株式で積極的に資金を運用する人は増えました。 年初以降、円安、株価上昇が続いたこともあり、株価の安定的な上昇が続くと考えた投資の初心者は多いはずですが、株価というものは基本的に長期間上がり続けることはななく、株式市場…
1. はじめに:付き合ってないのにやきもちを焼くってどういうこと? 1.1 やきもちの定義:恋愛における独占欲の表れ 1.2 付き合っていない関係での「やきもち」の特殊性 2. なぜ付き合ってもいないのにやきもちを焼くの?女性の心理を探る 2.1 潜在的な好意:自覚のない恋心 2.2 所有欲:特別な存在でいたい願望 2.3 自信の欠如:比較による不安 2.4 過去のトラウマ:傷ついた経験からの防衛反応 3. やきもちの表れ方:付き合ってない女性の特徴的な行動 3.1 SNSをこまめにチェック:気になる人の動向を追う 3.2 他の女性との交流に過剰反応:ちょっとした会話にも敏感に 3.3 「友達…
#16 構造 - 親あなたの著者は、この情報をどのように順序付けるかについて内部で議論しています。血統から始めて、親までさかのぼるかどうか。そのアプローチが使用される唯一の理由は、読者に気を配るためです。知ったことか!。あなたはもう子供ではありません。 親: ~~以下の情報は、多くの調査と導き出された結論に反するでしょう。そうは言っても、あなたの著者は、時間が経てばこれは問題にならないと確信しています~~ 主な血統は 13 しかありませんが、親は 21 人います。親のうち 13 人は、13 の主な血統に焦点を当てています。 他の 8 人は、より二重の責任を負っています。結婚やその他の形態の…
認知的不協和で調子に乗るなクズが。どこでにも逆張りは現れる。どう考えたって暑いのに「秋を感じないなんて鈍感だねえ」みたいなウスケラゴミムシが必ず沸くんだよ。お前こそ感性死んでるだろ。この蒸し暑さのどこが秋なの?昔の秋っぽさはこんなもんじゃなかったぞ。おっと気象データを出せとか言うなよ。こういうのは直観なんだ。わかるだろ?「凶悪事件が増えた」とか言って統計出せないバカいるじゃん。実際には全然増えてないってのにな。人の直感というのはさおれくらいあだああしぢぢうれなだだあまみやんらんだあ。
スーパークイックプロモーション開発者小倉匠です。 あなたは誘惑に弱いだろうか? 誘惑は私たちの邪魔をして、私たちを成功から遠ざける。 なので、成功したいのであれば、誘惑に打ち勝たなければならない。 そこで、誘惑に打ち勝つ方法を紹介する。 誘惑に打ち勝つ方法 誘惑に打ち勝つ方法は3つある。 1.悪いイメージを与える あなたはイソップ童話の酸っぱいブドウの話をご存じだろうか? 狐が木になっているブドウ食べようとしたが、届かずに食べられなかったため、「きっとあれは酸っぱくて美味しくなかったに決まっている。だから食べなくて良かった」と自分を慰める話である。 この話は、態度と行動が一致しない場合、ストレ…
はじめに 人間の心の深淵を覗き込むような衝撃的な物語に出会ったことはありますか?桜庭一樹の『私の男』は、そんな強烈な体験をもたらす小説です。2008年に第138回直木賞を受賞したこの作品は、社会のタブーに果敢に切り込み、読者の価値観を根底から揺さぶります。 『私の男』は、近親相姦という重いテーマを扱いながら、愛と倫理の境界線を鮮やかに描き出しています。この小説は単なるスキャンダラスな物語ではありません。人間の本質、愛の形、そして社会規範と個人の欲望の衝突など、深遠なテーマを内包しているのです。 本記事では、『私の男』の魅力を解き明かしながら、この作品から学べる人生の教訓や哲学について考察してい…
こんばんは。 えいや! と診察に行ってきました。主治医は大学病院で働いていたせいか、手術のこともよくわかってくれます。新しい婦人科の先生としっかり話し合ってと言って、相談すべき事柄を列挙してくれたのでメモしました。いつもながら節度のあるいい先生だなと思います。 カウンセリングもありました。この11年散々つらいことがあって、死んだ方がましだった時期も乗り越えてきたから、もっと自分を信じてと言われました。案外今回のことは、今までに比べたらなんてことないかもよ、と。今までのことはもう喉元過ぎて忘れているのですが。というか、具合がめちゃくちゃ悪かった頃のことは記憶が曖昧です。だから比べられないけど、少…
目次 はじめに:女友達ふたりの関係性 女友達ふたりで遊ぶ心理的メリット 2.1. 安心感と居心地の良さ 2.2. 深い会話と相互理解 2.3. ストレス解消と気分転換 ふたりで遊ぶ際の心理的変化 3.1. 自己開示の増加 3.2. 共感性の向上 3.3. 競争心と協調性のバランス ふたり遊びで起こりがちな心理的葛藤 4.1. 依存と自立のジレンマ 4.2. 嫉妬心と比較意識 4.3. 秘密の共有と罪悪感 ふたりの関係を深める遊び方のコツ 5.1. 新しい体験の共有 5.2. お互いの趣味を尊重 5.3. 適度な距離感の維持 まとめ:女友達との絆を育む大切さ こんにちは、皆さん!今日は、私たちの…
" data-en-clipboard="true">絶対にミスをしない人の脳の習慣 " data-en-clipboard="true"> ミスの原因 集中力の低下、ワーキングメモリーの低下、脳疲労、認知機能に低下/脳の老化 ミスの4代原因の一つであるワーキングメモリーの低下は睡眠(7時間以上)、運動(週2時間以上の有酸素運動)、自然に親しむ、(自然の中ウォーキングやランニング)、読書、暗算、記憶力を使う、ボードゲーム、料理、マインドフルネスなどの9つの習慣で防止 マルチタスクは脳に悪影響 対策 運動(有酸素運動)と脳トレを組み合わせるdial task trainingは脳に好影響 メモを…
今回は技術的なネタというよりはXRデバイスやその他の新しい技術が世の中に普及するにあたって起こりうるであろう現象を、先日筆者が体験したことをきっかけにいろいろと考察してみたので筆者の仮定に仮定を重ねた感想文ではありますが、まとめていきます。 〇エピソード 筆者はHoloLens時代からカフェなどでHMD型XRデバイスを装着して生活しています。 人に見られたり変に思われることは気にしていませんが、周囲にあたったり、音を出したりといった当たり前の他の人に迷惑をかけないことは意識しています。 以前より一定数筆者がHMDによって見えていないという前提で筆者に対して覗き込んできたり、手を振ってきたり、S…
はじめに 時間と記憶の狭間で揺れ動く人間の存在とは——。2004年3月18日に発売された『Remember11 -the age of infinity-』(以下、『Remember11』)は、この profound な問いに挑む傑作アドベンチャーゲームです。KID が手掛けたこの作品は、単なるサスペンスゲームの枠を超え、プレイヤーの思考と感情を揺さぶる哲学的な体験を提供します。 飛行機事故と孤島での不可解な出来事を軸に展開する本作は、記憶と時間の概念を巧みに操り、プレイヤーを混沌とした現実と幻想の境界へと誘います。本記事では、『Remember11』の魅力を深く掘り下げ、この作品が私たちに投…
認知的不協和とは? 認知的不協和は、人間の心の中で矛盾する信念、態度、価値観、行動が同時に存在する際に生じる不快な心理状態を指します。この概念は、アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって1957年に提唱され、その後の心理学の発展に大きな影響を与えました。 認知的不協和とは? 認知的不協和のメカニズム 認知的不協和の例 認知的不協和の影響 認知的不協和と社会 認知的不協和のまとめ 認知的不協和のメカニズム 認知的不協和が生じると、人はその不快感を軽減しようとします。例えば、自分の行動が自分の信念や価値観に反していると感じると、人はその矛盾を解消するために行動を修正したり、新たな信念を形…