〈2023年6月16日の記事〉 東映娯楽路線の職人監督 『日本の首領ドン』3部作、『極道の妻たち』シリーズなどで知られる映画監督の中島貞夫さんが、11日に肺炎のため京都市内の病院で亡くなっていたことが伝えられた。享年88歳。 報道によると、中島さんは高齢ながら特に持病もなく、自宅で映画の構想を練るなど平穏に過ごしていたとのこと。しかし体力の低下から、大事をとって5月に入院。その後肺炎を発症し、最期は家族に看取られて静かに息を引き取ったという。 中島さんは主に東映娯楽路線の職人監督として活躍、数々の人気シリーズを世に送り出した。