冬の東北遠征二日目は横手からスタート 斎太薬局本店 列車に乗る前にまずは雪のちらつく早朝の横手市内を散策。秋田藩佐竹氏の重臣・戸沢氏の治める横手城の城下町として栄えてきた町で、古い建物も多く残っています。登録有形文化財の斎太薬局本店は蔵造りの店舗が明治36年頃、洋風の調剤室・応接室部分が昭和初期の建築。店舗部分は雪除けのためか覆われていました。 旧平源旅館 旧平源旅館は明治6年創業。土蔵以外は大正15年の火災で焼失して再建されたもので、本館は味のある洋風建築です。多くの有名人が宿泊した歴史ある宿で、内田百閒も昭和26年10月26日に「奥羽本線阿房列車」の旅で横黒線(北上線)の大荒沢駅を訪ねた後…