今週のお題「元気を出す方法」 小学校に上がったばかりの夏休み、僕はプールサイドの縁にしがみつき、決意をした目でプールを睨んでいた。 そこは足の届かない深さのプール。小学一年生には、ちょっと危ない場所だ。それでも僕はそこに行かなければならなかった。なぜならば、僕はこの夏休みの間になんとしても泳げるようになると決心したのだから。 僕の作戦は、「①足の届かないところに自分を放り込む。②この場合、泳がなければ死んでしまうのだから必死になって泳ぎを覚えようとする。③1と2を繰り返すうちにほぼ自動的に泳げるようになる」というツッコミどころ満載のものだった。 なんでそんな危ないことを思いついたのか、漫画で読…