<太刀 銘:三条(名物:三日月宗近)> ・平安時代 11-12世紀 ・三条宗近作 ・重文指定日 1933.01.23 ・国宝指定日 1951.06.09 ・東京国立博物館 所蔵 天下五剣の1つに数えられその中で最も美しいといわれる。 <名前の由来> 刀身に三日月形の打ち除けと呼ばれる刃紋があるのが名の由来。 <来歴> 豊臣秀吉の正室・高台院が所持し、その後遺品として 1624年に徳川秀忠に贈られ、戦後まで徳川将軍家で重宝として伝来した。 その後、鳴狐や亀甲貞宗を所持していた渡邊誠一郎氏にわたり 1992年に東京国立博物館に寄贈された。 高台院以前の来歴は、足利家、三好政康、秀吉と諸説あるが、 …