『週刊ヤングジャンプ』にシリーズ連載中の車椅子バスケ漫画。作者は井上雄彦。
※リアル現実は、普遍的すぎるため作品名と区別できるように漫画「リアル」とします。
障害者アスリートとして活躍する戸川清春を中心に、
加害者目線の野宮朋美から、交通事故の悲劇を…。
野宮と同級生のバスケ部員・高橋久信からは、交通事故からリハビリ過程をリアルに描く。
障害とバスケをテーマに3者3様の切り口から迫る名作漫画。
登場人物
- 戸川清春:とがわ きよはる…キャップとパーカーが好き。19才くらい。まぶた重め。赤茶色の髪、クセ毛。(1巻192P)
- 野宮朋美:のみや ともみ…18才。高校3年、中退。ガッシリした骨格。肉づきも良い。筋肉質。なで肩。(1巻126P)
- 高橋久信:たかはし ひさのぶ…身長180cmほど。くちびる薄い。バスケは割りと上手い。(2巻67P)
※以上3人の主人公は個別キーワードにて詳細説明。以下は脇役紹介。
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- 勝田虎:かつた とら…東京タイガースの創設者。カリスマ彫師。元・車イスバスケ日本代表選手。渡米した。180cm。右足ローテーション。まっすぐな目。激しいプレイ。(4巻173P)
- 安積久美:あづみ くみ…戸川の幼馴染。大学生。野宮とは教習所内の事故で知り合う。泣きホクロあるけど気丈である。比較的ジミ顔、化粧も薄い。年をとるにつれ美しくなるタイプ。(2巻139P)
- 山内仁史:やまうち ひとし…花沢中の陸上部マネージャーをしていた頃から戸川に憧れていた。「20才くらいで僕は死ぬ、そうゆう病気なんだ」と戸川に告白する。現代医学では不治の病と共に生きる。戸川と同学年。(4巻104P)。勝田虎が去った後のタイガースを支えた「タイガース第2章」の中心人物。
- 長野満:ながの みつる…190cm、110kg。プロレスラー並の上半身。プロレス好き。豪留学経験あり。口癖「マイト」。脊髄損傷。クラス3.0(5巻175P)。ポジションはセンター。オーストラリアの強豪NSW大、車イスバスケチームの不動のレギュラーだった。ジョーク好きで饒舌である。
- 金子謙一:かねこ けんいち…気が強い?負けん気?戸川とケンカが絶えず。プロレス好き(7巻106P)。26歳。口癖「年上だぞ」。21歳時、交通事故により脊髄損傷。クラス3.5。東京タイガース3代目キャプテン(長野満と戸川清春らの推薦投票による)。カネコサンの常でカネゴンと呼ばれる。名付け人は、野宮朋美らしい。リアル33rd、マリーンズとの練習試合にて野宮から「カネゴン」と呼ばれる。リアル37thではチームメイトからカネゴンの愛称が定着。
- 米澤一良:おとなしめだが、芯は強い。比較的大人。戸川を高く評価する(8巻70P)。キャプテン候補として戸川に投票した。クラス1.0。
- 水島亮:みずしま りょう…16才。短めの坊主。キズを負った影のある目。黒い服を好む(7巻37P)。東京都北区出身の元ヤン。脊髄損傷。カネゴンに誘われタイガースに加入する。
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- 柾(まさき)…野宮を慕うバスケ部の元後輩。高橋から「野宮派」として嫌がらせを受ける。
- 関(せき)…野宮を慕うバスケ部の元後輩。
- 山路先輩…野宮が慕う西高バスケ部時代の先輩。大学でもバスケを続けており、野宮のトライアウトを応援。
- 山下夏美:下半身不随の女の子。漫画家を目指し少年ヤングに投稿をする。
- 今井君:カート引越しセンターで野宮と知り合った元同僚。バンドでフロントマンを勤める。
- 太田君:カートの元同僚。総合格闘家。28歳。
- 木下君:カートの元同僚。貯金だけが目的で人間関係に無関心だったが…。
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- 本城ふみか:ほんじょう ふみか…可愛く魅せるために、いつもアゴを引き、上目使い。指を広げることが多い。カラーコンタクト使用。髪ボリューム感。目の下ぷっくりしてるのが気に入っている。一部では バカ顔 とも呼ばれつつ、めげずに生きる。(3巻139P)
- 小林…高橋担当のナース。うりふたつの姉妹がいる。妹カオル。姉シゲル。
- 石崎…高橋担当の理学療法士(PT)。
- 原フジ子…リハビリ体育担当の先生。風貌は短髪ジャージ姿でおじさんっぽいが、実は女性。
- 花咲…28才くらい。自己完結型。ぶつぶつ小声でしゃべる、へんなシャレとか。理不尽な理由で下半身マヒに(8巻108P)。脊髄損傷は胸椎5番。理不尽な交通事故の被害者。飲酒運転の信号無視の車に轢かれる。好きな女性のタイプは「アンジェリーナ・ジョリー」。レスラー白鳥の熱狂的なファン。白鳥関連の動画、雑誌切抜きを日本一コンプしていると自慢。
- 白鳥…高橋のルームメイト。スコーピオン白鳥と呼ばれる日本一の悪役プロレスラー。40歳くらい?いつも黒シャツ(9巻131p)。原チャリでダンプカーと追突事故。脊髄損傷は腰椎1番。高橋より障害は軽いが、太く短い腕と筋肉質の巨体から、床トラに苦戦している。「3ヶ月で歩く」と宣言している。子犬の写真を枕に忍ばせてる。