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炎色反応

(サイエンス)
えんしょくはんのう

アルカリ金属やアルカリ土類金属、銅などを炎の中に入れると、各金属元素特有の色を示す反応。
花火等はこれを利用して色をつけている。赤色はストロンチウム化合物やカルシウム化合物、黄色はナトリウム化合物、緑色はバリウム化合物、青色は銅化合物が用いられている。

原理

アルカリ金属やアルカリ土類金属や銅等を燃やすと、 気化してその原子の中にある電子がエネルギーの高い状態になるが、この状態は不安定なのでエネルギーの低い状態に戻ろうとする。 その時に放出されるエネルギーが光として見える。放出されるエネルギーが大きければ短波長の光を、小さければ長波長の光を発する。

  • リチウム(Li):赤色
  • ナトリウム(Na):黄色
  • カリウム(K):赤紫色
  • ルビジウム(Rb) :暗赤色
  • セシウム(Cs) :青紫色
  • カルシウム(Ca) :橙赤色
  • ストロンチウム(Sr) :赤色
  • バリウム(Ba):黄緑色
  • 銅(Cu):青緑色
  • ホウ素(B):緑色
  • ガリウム(Ga):青色
  • インジウム(In) :藍色
  • タリウム(TI):淡緑色
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