天台宗の三門跡寺院とされ門跡寺院らしく現在の門主は上皇の従兄弟・東伏見慈晃 師。 1788年「天命の大火」で御所内裏が焼失した折仮御所と成ったため「粟田御所」とも呼ばれ、日本三不動の1つ「青不動」の寺でもある格式の高い寺院と言えます。 御本尊は「熾盛光如来」密教では特に信仰される仏頂尊の一尊、天台宗では天変地異に際して加持祈祷に用いられその光明で悪神を折伏する仏力を持ち、密教らしく呪術性の強い仏様で、東の東山(粟田山)山頂には国宝の青不動をお祀りする大護摩堂「青龍殿」が最近落慶し、また京都の始まりとも言える桓武天皇が築いた将軍塚が現存しています。 親鸞が得度した寺院でも有り、三代門主・慈圓 は…