教義を学ぶときは、「○○先生がこう言っていたから」「△△先生の本にこう書いてあったから」というのは、本当の意味では支えにならないと思います。なぜなら「○○先生がこう言っていた」というのは、あくまでもその先生の解釈であり、いわば「又聞き」のようなものだからです。先生によって解釈が変わったりするので、先生たちの言葉を追いかけると、ふらふらと落ち着かないままになります。ですので「龍雲がこう言っていた」というのも、教義理解のヒントにはなるかもしれませんが、やはり「又聞き」でしかないでしょう。 では何を重視するべきかというと・・・それは、お聖教のご文です。 とくに、親鸞聖人が書かれたものが基準になります…