十字名号 蓮の台(はちすのうてな) 拯済無辺極濁悪 お仏壇の前に座るとき自分の頭の少し上に、阿弥陀如来が立たれている蓮の台(はちすのうてな)が見えます。蓮の花は清浄の世界ですが、その根元には泥水があります。 そこで気がつくのは私たちがいる世界は泥のなかと同じで、ありのままにものごとを見ることができない世界だということです。それは自ら気づくことはできなく、阿弥陀如来の光に照らされて初めて気づくことです。 泥というのは無明という根源的な煩悩をあらわし、邪見(じゃけん)ともいいます。私たちは常に自分自身を正当化して、自分中心の閉ざされた世界しか見えていません。 濁っているから生きる方向が見えませんが…