2025年2月、開催が告知された音楽イベント「K-style Party」。その裏で、一人の女性のもとに多額の出資金が集まり、いま関係者たちの間で深刻な疑念が渦巻いている。中心人物は、当初「共同主催」を名乗っていた白田清美氏。イベントの運営に関わる名目で、彼女は少なくとも2,300万円もの資金を個人や法人から集めていた。 だが、取材を進めるとその資金の必要性そのものに疑問が浮かぶだけでなく、スポンサー広告掲載の対応すら果たされていなかった実態が明らかになってきた。 “不要だった出資”に潜む構造的問題 白田氏が動いたのは、2025年2月以降。「イベント運営のための費用」「協賛としての関与」などの…