ゆかりちゃんと一緒に、散歩をした。 その散歩の途中で、「ケーキを食べよう!」ということになり、僕たちの町で、1番良いホテルの中にあるカフェに寄った。 たまたま、散歩してたコースにそのホテルがあって、間もなくそのホテルに着く。それが、お茶するキッカケになったのだ。 ショーケースのケーキを吟味してから、店内へ入った。ホテルの中のカフェらしく、床は、赤と黒を基調とした厚めの絨毯だ。 ゆかりちゃんは、ケーキを絶賛した。もともと、ゆかりちゃんは、このお店のケーキを高く評価していた。 でも、実は僕は、スイーツの良し悪しが良くは分からない。みんな、それなりに美味しく感じるのだ。 僕は、コーヒーを絶賛した。僕…