就任以来、何かと話題に事欠かない徳島市の内藤佐和子市長の、住民投票を管理するリコール事務局に出かけて、受任者になる為の用紙とパンフレットをもらって来る。 「メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮らしてきた。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。」(太宰治「走れメロス」) リコールの成否はともかく、市政が何かおかしいのではないか?変ではないか?と、市民が、選挙民が、他人事ではない当事者意識を持つことは悪いことではない。 先の市長選での投票率を見ると余りにも無関心層が多すぎる。その意…