こんにちは。 能登(のと)という地名の語源はご存じでしょうか。 一説には、アイヌ語の「あご」や「みさき」を意味する「のっ」だということですが、この地域にアイヌ民族が住んでいたという証拠は見つかっていません。また、能登半島自体が朝鮮半島に比較的近い位置にあることから、ハングルの影響を示唆する見解もあります。現在まで、確たる結論は出ていないようですが、いずれにせよ、相当昔から、いわゆる「大和文化」とは異なる文化の影響を受けていた地域であることは確かなようですね。 というわけで、前回の続きです。 前回は珠洲市に入ったところあたりまでご紹介しました。珠洲は「市」と言いながら、人口は1万1千人あまり。か…