珠簾玉幕

大団円を迎えた「珠簾玉幕」。端午という女商人の一代記としてはきちんと結末を迎えたと思う。十九娘をはじめ、自立してゆく女性たちの姿も美しかった。 一方で燕子京の復讐譚は断片的、或いは推測の台詞のみで語られるため、全体が把握しづらい…というか、誰が悪いかはわかったものの、はっきりしない部分もあって頭が少々混乱気味。理解できた範囲で整理し直してみようと思う。 ここから先はエンドまでのネタバレが含まれます。ご注意ください。 ※12/8追記 勘違いしている部分がありましたので、修正・加筆しました。 ----------------------------- 燕子京の前半生は最後まで謎に包まれたまま… そ…

真珠採りの奴婢から女商人に成り上がる「細腕繁盛記」で、端午と燕子京の愛憎極まるラブロマンスで、燕子京の復讐譚で…と、いろいろ盛り沢山な「珠簾玉幕」。唐代の長安から西域までを巡る「旅もの」でもあるけれど、唐代の地理には詳しくないので、何処だかよく分からない…ので少し調べてみた。 ここから先はドラマ中盤までのネタバレが含まれます。ご注意ください。 ------------------------------- 「珠簾玉幕」微博より 男主・燕子京は西域出身 如何にもそっらしい三つ編みが素敵 舞台は合浦～広州～西域～揚州へ ＜合浦＞ 「珠簾玉幕」の始まり、主人公・端午（赵露思 飾）と西域の商人、燕子京…

１０～２０集 ブログを書こうとしていたら、このドラマの海外版権をネットフリックスが獲得したというニュースを見つけました。いつかはともかく、日本で見られるようになるのは確実ですね。 なので、毎度おなじみの曖昧模糊とした感想文です。 端午と燕子京の主人公二人が、交代につかまったり助けたりと繰り返しながらとうとう崔家への復讐という当面の目的を達成、周囲から祝福されつつ早々にイチャイチャカップル化。４０集もあるのに半分も行かないうちこれでは、ただじゃすまないんだろうな～という予想が的中。二人が、というより端午が燕子京を仇と恨むまでになるという局面がやってきました。 このドラマ、次から次へと場面が変わっ…

１～９集 さあ、一気に忙しくなった中華ドラマ新作界隈。各社がそれぞれ力を入れた作品を送り出してるらしい。見る方も力を入れてみないとたちまちおいていかれそうですｗ 趙露思扮する端午が真珠をとる奴隷珠奴として登場してきたときには、驚くほど今までの彼女とは違う雰囲気でびっくりしました。化粧気のない日焼けした奴隷という設定に、え？そうなの？となってしまいました。 ちょうど今放送中の「星漢燦爛」を昼に見ることが多いので、つなげて見ると全く別人で、びっくりです。 もともと彼女はどんな演技にも果敢に挑む人だと思ってましたで、今回もやるね～と感心しました 女主の端午は真珠を採る奴隷として崔氏の珠場に売られてき…