大団円を迎えた「珠簾玉幕」。端午という女商人の一代記としてはきちんと結末を迎えたと思う。十九娘をはじめ、自立してゆく女性たちの姿も美しかった。 一方で燕子京の復讐譚は断片的、或いは推測の台詞のみで語られるため、全体が把握しづらい…というか、誰が悪いかはわかったものの、はっきりしない部分もあって頭が少々混乱気味。理解できた範囲で整理し直してみようと思う。 ここから先はエンドまでのネタバレが含まれます。ご注意ください。 ※12/8追記 勘違いしている部分がありましたので、修正・加筆しました。 ----------------------------- 燕子京の前半生は最後まで謎に包まれたまま… そ…