自分の命を意識したのはいつだったろう 「死」が 頭をかすめたときにはじめて だったのか あれから幾度も 「死」は 追いかけてきたけれど 生かされた のか 運がよかった のか 深く考えることもなく ほんとうに 「生きたい」 と願ったのは たぶん 君に出逢ってからだった 変わった とも 変わらない とも どちらにもとれる ただ 違うのは どれほど混沌のなかにあっても 静かなる海のようにひろがる 無限の宇宙が存在する 何処かに それをかんじている 正体さえつかみづらい次元 恐ろしさで逃げ出したくなることもある けれど もしかしたら 君の存在が 僕の本質を 照らしてくれているのかもしれない 君は 何も…