1923-2003、編集者・装丁家。
岩波書店に入社し、編集とともに装幀も手がける。
岩波新書の数々の名著の編集にたずさわり、「文学」「世界」の編集長をつとめ、1985年に岩波退社。
1991年より雑誌「酒文化研究」の編集長を務めた。
その装幀の独特の持ち味は多くのファンを引きつけた。
本日に外出から戻りましたら、岩波「図書」11月号が届いておりました。 今月の表紙の人物はカストロでありました。写真ではなく、蝋人形となります。 それでも見たらすぐにカストロだなとわかるのですが、これは何歳くらいをモデル としたのでありましょう。 表紙には「追悼 大江健三郎さん」と刷り込まれていまして、前半には大江さん についての追悼文が並びます。最後におかけたのは尾崎真理子さんのものですが、 これは19ページに及ぶもので、これは読み応えがありそうです。 特集の真ん中くらいに田村久美子さんが「水曜日のレッスン」という文を寄稿し ていて、大江、田村、レッスンというと、これは光さんの音楽の先生である…
返却期限が明日に迫っている図書館本を、あわてて手にすることにです。 かけこみ乗車ならぬかけこみ読書(どくしょとはいえないか)でありますね。 明日期限のものは4冊でありまして、ほとんど読めていないものばかりですが、 パラパラと最後までページをめくることができたものは、借り直しはせずに 返却してしまうことにしましょう。 ということで、パラパラとページをめくっていたのは、菊地信義さんの次の 本でありました。 装幀余話 作者:菊地信義 作品社 Amazon 当方は菊地さんの装幀本とはあまり相性がよろしくなくて、古井由吉さん、 中上健次さんなどほとんど読むことができておりません。いくつかは持っては いる…