こんにちは。きのひです。 「あんじゅう」 宮部 みゆき 著 をよみました。 2010年7月25日 初版発行 2010年7月30日 再版発行 袋物屋の三島屋(みしまや)は江戸は神田、筋違御門(すじかいごもん)先の三島町の一角にあります。 主人の伊兵衛(いへえ)が振り売りから一代で興(おこ)した店。 看板を揚げて十一年を経(へ)て、小ぶりなものの市中の粋人たちにはよく知られる店となりました。 この年の秋のはじめに伊兵衛の姪(めい)のおちかという娘がやってきた。 歳は十七、伊兵衛の兄の娘です。 おちかは今、平太(へいた)が出会った「お旱(ひでり)さん」についての話をきいている。 平太には「お旱さん」…