短篇小説の略。短編とも表記する。
「あなたのクレジットカードが、詐欺グループから見つかりました」 とうとう来たか!いつか俺も、こんな詐欺にあう日が来ると思っていた。 最近、流行っているのが、警察官を語り、現金を騙し取る手口。
ある日突然、メールアドレスとパスワードを変更されてしまう「アカウント乗っ取り」。 ニセのサイトに誘導されてしまう「フィッシング詐欺」に引っかかった可能性があります。 乗っ取り犯はあなたのアカウントを使い、様々な詐欺行為をします。
携帯電話に「ご当選おめでとうございます!」というメールが届いた。 何かに応募した覚えはなかったが、当選というのが気になって電話してみた。 「当選のメールが届きましたが、何が当たったんでしょうか?」
「引き寄せの法則」と言えば、どちらかと言うと「幸福」と思われがちだが、僕の場合、引き寄せるのは“不幸”ばかりだった。 ちょっと不安なことが頭に浮かぶと、不幸のほうから僕にすり寄ってくる。
★ 朝から立命館宇治中高の塾対象説明会に出席する。何年ぶりかで校内見学もさせてもらったが、施設といい、設備といい、職員の対応といい、公立に勝てる要素はない。 ★ 授業料が実質無償化されるとはいえ、保護者が支払う費用は授業料だけではない。結局、そこそこの財力がないと私学には通いづらい現実は変わらないが。 ★ 公立校でも特別な進学校(京都でいえばいわゆる御三家)や、私学で扱いたがらない学科(農業など)をもつ高校はそれなりに生き残れるかも知れない。しかし、特徴のない普通科(政治的な配慮ー市町村の思惑ーで存続しているような高校は淘汰される運命にあるようだ。 ★ さて今日は、乃南アサさんの「すずの爪あと…
「ひろし、エビングハウスって知ってる?」「知らない」 「エビングハウスっていう人がいてね」「その人が、24時間以内に復習をしないと、74%忘れちゃうって言うのよ」 「じゃあ、覚えるだけ無駄じゃん」
幼い頃からなぜか、人に忘れられます。 幼稚園のバスで私一人だけ置いていかれたり、病院の受付で、私だけ番号を飛ばされるなど…。 アルバイト先では、店長が私の名前をなかなか憶えてくれません。
子どもの頃は、「お父さん、大好き!」となついてくれて可愛いかった。だが、大きくなるにつれて、俺と似たところがないことに気がついた。 妻が学生時代に付き合っていた男を見て、愕然とした。子どもが、そいつにそっくりだったからだ。
ママには、子どもの頃から、ずっと従ってきた。そのおかげで、私はいつも追い込まれた。 たいていの毒親は、こう言うのだ。「あなたのためを思って」
『万引きした者は、金額の多少にかかわらず、家族・学校・会社・警察に連絡します』 スーパー・マルトクには、店内のいたるところにそんな張り紙がしてあったが、万引きは一向に減らなかった。 「僕は、こんなもの絶対に盗ってません! だいたい男の僕が、マニキュアなんて使うわけがないでしょう?」 しかも最近、つまらない品物を盗っては、自分はやってないと言い張る客が増えてきた。