案内板「 芭蕉句碑 『春もやや 気色ととのふ 月と梅』 元禄6(1693)年1月中旬、許六(注1)の江戸旅亭(井伊藩邸の 中にあった)で描いた俳画の画賛。 許六の『旅館日記』では『梅月』と題されている。この梅が紅梅 である事は『紅梅の画賛也』 とある 『続猿養』 他に収められている 事からわかる。 当山との関連は不明だが、金沢の門弟北枝(注2)の逝去と関係 があるとみられる。 ,大正四年建立、自然石に流麗な筆致で刻まれていたが、風化 して剥落が激しく近年文字が読めなくなって来た為、昭和57年 花崗岩の石板に刻み直し埋め込んだ。歌人黒田桜園筆。 注1 森川許六(1656~1715)本名百仲、通称…