北海道、三陸、葉山、日本各地の海が「磯焼け」に侵されています。ウニの食害や水温上昇で海藻が消え、岩場が真っ白に砂漠化する。そこには、魚も、ひじきも、かつての豊かな営みもありません。 白く乾いた海と、高騰する「円安」の波 しかし、現場をさらに追い詰めているのは、自然環境の変化だけではありません。歴史的な**「円安」**という経済の問題です。 農家や漁師にとって、円安は「コスト」という名の直撃弾です。漁船の燃料、ハウスの暖房、そして輸入に頼り切った肥料。売値が変わらない中でコストだけが跳ね上がり、どれだけ働いても利益が削り取られていく。政治が「物価高対策」という名のその場しのぎの補助金に終始する中…