2025年7月5日に、日本南西部で大地震と巨大津波が起こる――そんな予言が、今や国内外で大きな波紋を広げている。発端となったのは、漫画家・たつき諒氏が描いた『私が見た未来』という作品。2011年の東日本大震災を事前に暗示したかのような内容が含まれていたことで、“当たる予言”として一部の層に注目されていた。 そして今年、その「7月5日予言」がSNSを中心に再び拡散された。日本国内では半信半疑、あるいは「怖いけどネタになる」「話題性がある」といった軽いノリで拡散された印象が強い。メディアもまた、前例にならい面白がって取り上げることで、情報の火に油を注いだ。 ところが実際に、6月下旬からトカラ列島付…