中間テスト21 『気温が0℃の時の音速は331.5[m/s]であり、 気温が1℃上昇すると音速は0.61[m/s]早くなる』 『気温が20℃の時の音速はおよそ340[m/s]である』 この記述は◯か✕か。 ヒント: 空気中の音速c[m/s]は、 気温t[℃]を用いて、 c=331.5+0.6t と表すことができる。 0.6tは0.6×tのことだ。 これはどうしてそうなるかより公式として覚えたほうが早い。 この問題では1℃あたりの音速の早さの増加率を0.61[m/s]と書いてあるが、 一般的に用いられる0.6[m/s]をより厳密に記したものである。 公式にt=20を代入して計算しよう。 計算する…
音の速さとその影響 皆さん、こんにちは! 今回は音に関する雑学をご紹介します! 音は我々の日常生活に欠かせない要素ですが、その速さは環境条件によって異なります。 一般的に、空気中を伝わる音の速さは約343m/s(約1235km/h)ですが、気温や大気の密度によって変化します。 さらに、水中や固体中では空気よりも速くなります。 空気中の音速の変化 空気の温度や密度が変化すると、音速も変化します。通常、温度が高いほど音速は速くなります。 これは、気温が上昇すると空気分子の運動エネルギーが増加し、音波がより速く伝わるためです。 一般的に20℃の温度では音速が最も早くなります。また、大気の密度も音速に…
【まだ書きかえます。いつどこを書きかえたかを かならずしも明示しません。】 【結論的主張は 途中の 3 節にあります。】 - 1 - 日本の学校教育の教科書をはじめとする教材での物理量の単位は、SI (国際単位系) に準拠したものに、だいたい統一されている。社会の現場でつかわれている単位がさまざまであっても、教育の現場では首尾一貫した単位をつかうのがのぞましい、それには世界標準にあわせるのがのぞましいという考えで、1960年代からすこしずつ進んで、ここまできたのだと思う。ところが、教科書や試験問題などでの記述のなかで、単位をどのようにあつかうかについて、物理学そのほかの理工系分野の専門家のやり…
C103に出展します サークル「空耳製作委員会」より、2023年12月31日(日)に開催されるコミックマーケット(C103)東地区 ヒ-08b にて、「奇想同人音声評論誌 空耳2 準備号」を頒布予定です。 「空耳2」は現在編集中で、音声作品有識者による評論やクリエイターへのインタビュー、また前作同様に変わった音声作品のレビューを掲載します(年度内を目処に発行予定です)。 今回頒布する準備号では、作品レビュー数点と、妄想研究所「テレバーチャルヘッド」を軸にした私の論考「能動的鑑賞論:「テレバーチャルヘッド」はバイノーラルをどう超克するか(仮)」を掲載します。 「テレバーチャルヘッド」は「聴取者が…
科学館等でよく展示品になっているクント管を自作しました。 音の共鳴がそのまま、発泡スチロールビーズの動きとして確認できる装置です。 総製作費:7000円ほど(アクリル管3800,発泡ビーズ1100,スピーカー300,L298N-Arduino600,光造形レジン1000,木材500) 製作したクント管 www.youtube.com 原理 小さな山 設計 パイプ長さの選定 発泡ビーズの購入 スピーカーの選定 スピーカーアンプ 製造