「金利」「量」「質」で考えるドル円 | 藤代 宏一 | 第一生命経済研究所 【簡易要約】 USD/JPYの方向感は「金利」「量」「質」の3つで考えられる 「金利」は日米金利差 「量」は日米のおカネ、すなわちマネーストックや日米マネタリーベース比率 「質」は日米のインフレ率格差、つまり購買力平価 現状は「金利」が円安方向、「量」と「質」は円高方向 「金利」 おカネは金利の低い通貨から高い通貨へ移動する 今後も拡大が予想され円安を促していく可能性が高い 「量」 おカネの量が少ない通貨が買われる マネーストックの増加率は米国が圧倒 パンデミック前との比較では米国が40%程度、日本は10%程度 「質」…