3日の日経平均は大幅続落して、終値は548円安の3万2159円で引けとなりました。 フィッチ・レーティング社の格付けによる米国債の格下げに反応した米株安や、米長期金利の上昇などを嫌気して、寄り付きから300円を超える下落となりました。後場に入ると戻りを試す場面もありましたが終盤にかけて売り直されて、本日の安値圏で取引を終了しました。 明日の東京株式市場は、日経平均株価の心理的なフシである3万2000円の攻防が予想されます。足元で米長期債利回りが大幅に上昇していますが、大手格付け会社による米国債のレーティング引き下げは11年にもあり、今回は2回目となります。それだけに耐性を持った市場へのインパク…