西国三十三所観音霊場巡り、第一番札所の那智山 青岸渡寺に続く第二番札所が、和歌山市に位置する紀三井山 金剛宝寺 護国院(きみいさん こんごうほうじ ごこくいん)、通称「紀三井寺(きみいでら)」です。 古くから早咲き桜の名所として知られ、近畿地方に春の訪れを告げる「桜の開花宣言」の目安となる標本木があることでも有名です。 また、231段の急な石段「結縁坂(けちえんざか)」を登り切った先には、和歌浦の美しい景色が広がり、多くの参拝者を魅了しています。 この記事では、西国三十三所巡礼の二番目の霊場である紀三井寺の歴史、ご本尊、境内の見どころ、名物の桜、御朱印、アクセス方法などを詳しくご紹介します。巡…