公認会計士試験や簿記検定試験の受験指導のための学内組織。中央大学と明治大学の2校にのみ設置されているが、前者の方が圧倒的に有名。
中央大の経理研は各種専門学校とのダブルスクールをせずに公認会計士になれる全国で唯一の教育機関である。
主力の「公認会計士講座」は、TAC・大原などの大手受験予備校と同等以上の質を誇るにも関わらず、3年間で33万円の破格の安さで受講できる
(TAC等では初年度70万、次年度以降30万が普通)。
中央大学の公認会計士合格者のほとんどはこの経理研究所のみで論文式(最終)試験に合格しており、その合格率は早稲田以上、慶應に並ぶレベルである。
また、予備校は経理研で落ちこぼれた人が移行する場所扱いされている為、TAC発表の公認会計士合格率ランキングでは低位に甘んじている。
→中央大学経理研究所
http://www.chuo-u-keiriken.tv/
明治大の経理研は日商簿記1級レベルまでは自前の講座で対応するものの、公認会計士講座については大手受験予備校の斡旋を行う程度に留まる。
このため、経理研のカリキュラムのみで会計士試験に合格することは不可能である。
→明治大学経理研究所
http://www.meiji.ac.jp/edu/accounting_lab/
両校に共通するサービスとして、成績優秀者には自前のロッカーと自習室が貸し与えられる制度が存在する。