こんにちは。ウィステリアです。 宮沢賢治さんが大好きな学生です。 先日、心療内科へ行きました。そして病院の本棚にふと目をやると、大好きな賢治さんの本が置いてありました。 心療内科に来る方はほとんど大人なのに、子供向けの童話が置いてある。一見不自然です。しかし、賢治さんオタクの私としては、非常に納得のいくものでした。今日はそれを三つの理由で、自分なりに解説してみます。 目次 ①読んでも落ち込まない ②人間があまり登場しない ③すぐ読み終われる ①読んでも落ち込まない とてもアバウトですが、本当にこれに尽きると私は思っています。 だいたいの物語には「起承転結」があり、可哀想な目に遭う主人公、嫌な敵…