A. 発声そのものはそんなに難しいわけでなく、発声をコントロールするのが難しいということです。また、発声する器官と言っても、元は、そんな機能はなかったわけです。今でも、誤嚥しないために、飲食物が肺に入らないようにするための働きの方が、中心です。力を働かせるときにも、呼吸を止める必要があり、締まるわけです。ちなみに、誤嚥しないために喉頭は上がるのですが、声楽の発声では下げるわけです。