引用元:amazon.co.jp 除夜の鐘を最初から最後まできちんと聞いたことがない 「ゴーン」と最初に鳴ったのを(家の中で)聞いて 「ああ、もう大晦日だなあ」 と、しばらく耳を傾けはするものの、すぐに他のことを始めてしまう 出掛けたい気もするけれど、暖かい部屋から外に出る勇気もなく、今年も自宅で除夜の鐘を(最初だけ)聞くことになりそう 原作は川端康成の小説 55歳になる小説家の大木(山村聡)は、年の瀬に自宅のある北鎌倉から京都にやってきた それはかつての恋人音子(八千草薫)に会うため ふたりは24年前に愛し合っていたが、大木には妻子があり、当時16歳だった音子は大木の子を妊娠してしまう それ…