★★★★☆ あらすじ 東京の下町で長屋に住み、「とんかつ大将」と慕われる医師は、近くの病院が拡張計画のために近隣の立ち退きを求めていることを知り、反対運動を始める。 感想 近所の病人は勿論、喧嘩の仲裁から子供たちの面倒まで見てやる医師の主人公。近所の人から頼りにされるのは納得なのだが、病院をやっているわけでも勤めに出ているわけでもなく、どんな生活をしているのか、結構不思議だ。今の感覚だとそう感じるだけで、当時だとそうでもないのか。医者なのだから、その気になれば貧しい長屋で暮らす必要もないはずだから、ちょっと変わった人なのは間違いないだろう。 勝手に他人の病院に上がり込んで手術をしたり、一般人で…