近々古希を迎える。健康保険証も高齢者用に更新され窓口2割負担になるし、運転免許証更新のため昨年末に高齢者講習を受けてきた。老人扱いされるのは仕方がないと自覚するのは、この身体に否応なく老いを感じるからでもある。 その一つが聴力の低下である。事実は、低下どころか聴力の損壊であり身体障害 (障碍?) レベルのようである。5年くらい前から聞こえづらくなってきて、3年前に補聴器を購入した。家族に勧められたからである。その後しばらくは補聴器の助けで日常を特に難なく過ごせたのだが、昨秋くらいから補聴器を着けても会話が難しくなった。音としては機器が増幅してくれるので耳に届くのだが、会話の内容を聞き取れなのだ…