モンテーニュ『エセー』第1巻第40章(第39章)「キケロに関する考察」を読了する。 モンテーニュはキケロの完成された修辞に重きを置かない。重要なのは内容である。そこから、自身の文体について語り始める。なかなか興味深い自己分析である。 なお、1595年版の第40章は従来の第14章にあたる(既に読んでいる)。したがって、次の第41章からは従来の章番号と1595年版のそれとが一致する。 Essais, Les作者:Montaigne, Michel DeImprint unknownAmazonエセー 2作者:ミシェル・ド モンテーニュ白水社Amazon J'ay veu de mon temps,…