2002年・園子温監督今から23年も前の作品。アマプラで。 ミニの制服、細い眉、浅黒い肌、そしてルーズソックス。ガラケー。かなり古いと新しい感覚で観れるけど、ちょっと古いとダサい。54人の女子高生が新宿駅で手を繋いで「いっせーの、せ!」でホームに飛び込む。辺りは血の海。 この事件を皮切りに全国で、集団自殺が流行り出す。 どうやら裏にネットで繋がったカルト組織があるようだけど、判然としない。結局何もわからないまま映画は終わる。言いたいことはわかるんです。毎日のようにニュースで流れる死に対して、無関心になっている人々に向かって、本当にそれでいいの?と。令和6年の自殺者数は20,320人。こんなにも…