自然稲作

こんにちは！ご来訪くださいまして誠にありがとうございます！ 脱穀が終わって気持ち的には休みたいのですが、まだやることがたくさんあります。 「お天気が続いててありがたいわねぇ」 まずは昨日持って帰った稲藁から、機械で脱穀しきれなかったお米を手で取っていきます。 お茶碗に３杯くらい取れそうです。 「あんだけ愛情かけたら、一粒だって無駄にできないわよね」 ほんとにね。一粒一粒可愛いです。 そして来年のお米づくりのために、 1年前から風雨に当てて分解を進ませておいた稲藁を、 この1年の感謝を込めて田んぼに撒きました。 秋と春、田植えの前にトラクターをかけてくださるご近所の仲良しさんや、稲刈り機・脱穀機…

こんにちは！ご来訪くださいまして誠にありがとうございます！ 空模様、脱穀にベストな朝がやってきました。 「で、例の数字はどうなの？」 はい、ちょうどいい水分量になっています。 ということで、今年になり初登場の脱穀機「ハーベスタ」です。 聞いたことのないメーカーの中古・・ということでちょっと心配していましたが、 エンジンのかかりも良く、ぐんぐん脱穀してくれます。 膨らんでいく専用袋。 中には黄金色の籾米。 ７袋半、だいたい180kgになりました。 おとな一人が年間食べるお米の量は４５〜６０kgと言われていますので、３人分くらいのお米がとれたことになります。 今年のお米づくりも学びがたくさんありま…

こんにちは！ご来訪くださいまして誠にありがとうございます！ ここずっとぐずついた空模様が続いていて、昨日は夜までザーザーぶり。 今朝はなんとか止んだので、駆け足で展望台へ。 「こんな日は展望台だれも来ないわね」 帰りに寄った田んぼは水浸しでした。 「あらやだ・・こんなんで脱穀できるのかしら」 水分量が15%程度にならないと、保存中にカビが生えてしまうのです。 でもこれ以上雨が続いたら、ハザがけの状態のままカビが生えてしまいそう・・。 １年間食べ続けるこのお米、なんとか２〜3日のうちに乾いてくれるといいのですが。 「最後の最後までハラハラだわね」 「どうかおひさま、でてきてください！」 機械で稲…

こんにちは！ご来訪くださいまして誠にありがとうございます！ 今日も防災無線で「熊の目撃情報がありました。気をつけてください」との放送が流れた山里です。 それこそキノコ採取などで山に入る方は要注意ですね。 「カーチャンはぜえったいに行かないわね」 そうです、もちろんです😅 さて、稲刈りから10日近くが経ちました。 ハザがけ期間は２〜３週間と言われているのですが（ゆっくり乾かすことで稲の茎に残っていた栄養もすべて実に入っていき、旨み・甘みが増していきます）、その年の気温・雨の様子などによって稲の乾燥状態は違ってきます。 今年はどうでしょう。 経験値の乏しいカーチャン、見ても触っても分かりません・・…

こんにちは！ご来訪くださいまして誠にありがとうございます！ 真夏のような日差しが戻ってきた本日。 「ついつい木陰を選んで歩いちゃいました」 「歩いたっていうか・・・不動になりましたよ暑くて」 「さすがに肉球が熱くなるようなこたないけど」 「キビシイ残暑で稲ちゃんもびっくりだと思うわ」 早くも稲刈りまであと２週間となりました。 去年は稲の元気を最優先したため、稲刈りの１週間前まで水を張っていました。 そのせいで稲刈りの時に田んぼがドロドロで、足が抜けなくなって難儀しました。 また、稲刈り直前まで稲が成長を続けていたため未成熟米・青米もちょっと多かった。 今年は先週から間断灌水をやめ、徐々に田んぼ…

こんにちは！ご来訪くださいまして誠にありがとうございます！ 昨日は伊那市長谷へ行き、農業法人の研修を受けてきました。 104枚の棚田を、耕作放棄地から復活させたそうです。 自然稲作について、耕作放棄地の抱えた山里での営農アプローチについてなどお話を聞きました。 古民家をリノベした研修施設ではヤギさんがお出迎え。 「カミアカリ」という名の、胚芽が大きなお米を試食。 カミアカリで作った甘酒も試飲しました。 その頃。 小羽さんは友人にお散歩に連れて行ってもらっていました。 小羽さんと離れるのはこの4年で３回目です。 「うちの田んぼも黄金色になってきましたよ」 「南アルプス麓の空気はどうよカーチャン」…

こんにちは！ご来訪くださいまして誠にありがとうございます！ 街での暮らしでは考えられませんが、山里の家には玄関にピンポンがありません。 最初は違和感が大きかったのですが、今ではだいぶ慣れました。 「誰かがウチに近づいてる感じがするー」 「カーチャンお客さんキタわよ」 ピンポンがなくても、小羽さんが人の気配を感じるとワン！言って教えてくれます。 今日は宅配便の方が配達に来ました。 配達されたのは「自動押切機」です。 去年の秋から雨ざらしにしておいた稲藁を、 押切機で１０cmくらいの短さにカットしていきます。 寝かせて分解をさせておいたこの稲藁は、今年の稲刈りが終わった後の田んぼに撒く予定です。 …