
不撓不屈とは折れない心では無く、折れてなお、それでも立ち向かう精神性であるという話。 咲季は物覚えが良く早熟であったが故にプラトーを乗り越えられず次々と競技を変えてきた。 そんな咲季が最後に辿り着いた先がアイドルであり、学Pと一蓮托生することになる。 咲季は艱難辛苦を乗り越え夏のH.I.Fで最高の演技をするも無残にも妹の佑芽に敗れ去った。 咲季のアイデンティティは「妹に対する姉としての矜持」だったため精神崩壊しメンヘラと化す。 弓折れ矢尽き果てて、膝を屈し、今までの人生を賭けた挑戦が全て藻屑となった瞬間であった。 だが、それでもなお、燃え尽きた燈火となってさえ、咲季の心は残渣と夾雑物を垂れ流し…