今日読んだのは、柴田よしき『草原のコック・オー・ヴァン 高原カフェ日誌II』です。 こちらは、高原のカフェを舞台としたシリーズものの2作目にあたります。 1作目の感想はこちら rukoo.hatenablog.com 結婚に失敗し傷を負った主人公・奈穂は、東京から脱出し、リゾートブーム過ぎ去りし過疎の気配漂う百合が原高原に小さなカフェ「Son de vent」をオープンします。 自分のペースで少しずつ傷を癒していく奈穂と、彼女を取り巻く人々、美味しそうな料理と、ちょっぴりほろ苦い人生模様が交錯する、美味しい物語です。 それでは、あらすじと感想を書いていきます。 あらすじ おすすめポイント 田舎…