「これからどうすればいいんでしょう? 本はぼくらを助けてくれるんでしょうか?」「必要なものの三つめが手にはいりさえすれば。ひとつめは、最前いったとおり、情報の本質だ。二つめは、それを消化するための時間。そして三つめは、最初の二つの相互作用から学んだことにもとづいて行動を起こすための正当な理由だ。しかしながら、この老いぼれと、物事に幻滅した昇火士が、ゲームも終盤におよんだいま、なにほどのことができるのか、はなはだ疑問だな……」「ぼくは本を手にいれることができます」「そのような危険を冒すつもりとは」(レイ・ブラッドベリ『華氏451度』ハヤカワ文庫、2014) こんばんは。前回のブログ記事にたくさん…