「歴史あふれる北船場を訪ね歩くまちあるき」で道修町の神農さん「少彦名神社」。 主祭神は少彦名命・神農炎帝、江戸時代中期以降薬種中買商の街として繁栄した道修町に、京都・五條天神社より少彦名命の分霊を勧進し仲間会所(現在地)に以前より祀られていた神農炎帝と共に1780年に創建されたのが同神社の創始とされます。 本来多様な性格の神様である少彦名命ですが、薬種神の神農炎帝と共に「薬の町・道修町」にお祀りされる事から、幕末開港期の感染症蔓延などでは薬の神様として大変な民間信仰を集め明治以降ではその傾向も定着し、疾病対策の神様として絶えず話題に上り疫病退散では大阪人の拠り所とされる神社です。 少彦名神社の…