日本の明治時代に、蝦夷地(北海道)に短期間存在した榎本武揚などを中心とする佐幕派の政権(蝦夷島政府)に対する俗称。1869年1月に成立し、1869年6月27日に箱館戦争終結によって消滅した。ちなみに、イギリス公使館書記官アダムズの著書「History of Japan」では榎本武揚らの政権を「Republic」と紹介しているが、榎本らは「蝦夷共和国」と名乗ったことはなく、また独立主権国家の宣言もしたことはない。
ロシアの南下に対抗すべく北海道を他民族国家の緩衝国として独立させようとする話。 後の世で蝦夷共和国と同じ役割を担うことになるのが満洲国であった。東亜アウタルキー。 自らに信念があるかどうかというジジイたちの違いが克明になった場面が見どころである。 岡田以蔵の勤皇主義はあくまでも他者の思想の借り物であり道具として切り捨てられた。 他方で土方歳三の蝦夷共和国は自らの命を燃やし尽くして実現しようという信念。 ゴルカムは老人や中年男性が人生に固執する生き様を見せてくれるところが良いよね。 ロシア/ソ連の南下に対抗する多民族国家の独立国という妄執 主権線/利益線/生命線 新撰組の土方歳三がもしも生き残っ…