「かまきりしょうず」 と読みます。 「蟷螂(かまきり)が卵から孵(かえ)る頃」 となりました。 蟷螂は、秋に粘液を泡立てて作った 卵鞘(らんしょう)の中に たくさんの卵を産み付けます。 その卵鞘の中の卵が孵化して 数百匹の小さな蟷螂が次々と現われ始めます。 ただ成虫して生き延びるのは2、3匹だそうです。 前足の鎌がトレードマークのカマキリは、 「鎌で切る」ことから 「鎌切り」(かまきり) になったと言われています。 その足の動きは素早くて、 一瞬のうちに虫を捕まえてしまいます。 そのためでしょうか、「蝿取り虫」とか 「疣(いぼ)むしり」などとも呼ばれています。 前足を合わせて、目の前に獲物が現…