この裁判は社会の注目を集めました。 30人以上の方が理不尽にも突然尊い命を奪われた放火事件。 犯人は自分の小説のネタが盗まれたという妄想をこじらせて犯行に及んだ。 ワタクシのような法についてはど素人の人間でも、 これは死刑判決が出るな、と予想できる事件でした。 けれども、犯人の育ってきた環境を知ると、少しの同情の余地はあります。 声高にその主張を述べる人はいないけど、社会の中で不遇な目に遭っている人たちは少なくありません。 「妄想」ということで、統合失調症の次男を日々見ている私にすれば、 え?もしかして統合失調症?と思わなくはなかったです。 でも、統合失調症の患者だと「統合」に難があるため、計…